280522

ノーマルタイヤのバルブが根元から半分千切れてしまっていたので、この時期までスタッドレスを履いていたのですが、
いい加減もったいないので交換を考えていました。 GSや量販店でもタイヤ履き替えはやっているので手間ではなさそうですが、タイヤ交換と同じ手順を踏むので工賃がかさみそうということで、
ろくに道具も無いまま交換に挑戦してみました。
調べていると、タイヤは外さなくともビードを落とすだけで隙間から交換できるらしい。
ビード落としも工夫してビードブレーカーを使わずやっている人がたくさんいます。
ジャッキを使ったりアングルとハンマーを使ったりいろいろありますが手に入る道具の都合上、この方法でやりました。

写真ではコンクリに直にホイールを置いていますがキズつくので何か敷いたほうがいいです。

レバーとして置いてあった鉄角管を使い、車のジャッキポイントにあてがって支点とします。ポンチ?には何かの鉄ブロック。

木片があれば使ったのですが無かったので、カドでタイヤを傷つけないようタオルをしきます。
ブロックが転がったりして手間取りましたが場所を変えて数回押し込めば落ちました。

一つ目の難関はクリアしたので、次はバルブを交換します。 バルブは某自動車用品チェーン店で入手。商品棚にはないものの、店の人に言うと一個250円で譲ってもらえました。

タイヤを外す手段がない以上、バルブの根っこをタイヤの中に落としてしまうと一巻の終わりなので注意して取り除きます。


食器用洗剤をバルブに塗り、滑りを良くしてバルブを取り付けます。これは簡単。

しかし、ここからが問題で、ビードを上げる方法がありません。
吐出量の多いコンプレッサーなら勢いで上がるらしいのですが、あるのは自転車の空気入れと小型の12Vコンプレッサーだけ。
空気入れのほうがまだ吐出量が多いと、空気入れをオニのように押しまくりましたが、入れたそばから隙間から抜けていき、一向にビードがあがる様子がありません。

ビードワックスもないので、ビードの隙間を埋め、かつ摩擦を減らすためにまた洗剤を塗ります。
渾身の力でタイヤをゆがめると隙間がいくらか小さくなるので、空気はコンプレッサーに任せて自分はタイヤを押さえつけ、 どうにかビードを上げることができました。 最後にホイールを掃除して作業終了です。



inserted by FC2 system